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ロミオとジュリエット

梅田芸術劇場公演・星組「ロミオとジュリエット」の初日に行ってまいりました。
初日に行くのも大学時代以来で久しぶりなんだけど、東京公演の初日しかないので、
「本当に出演者がその演目を初めて披露する」という瞬間に出会うのは初めてでした。
今回はロジェとの兼ね合いもあって、チケット発売日からしばらくしてから購入したので、
席も3階席の端の方で、舞台も遠かったのですけど・・・とってもよかったです。

で、初日にいけて幸せだな~と思いました。
というのも、フランスにおけるスペクタキュルが日本人で上演されるのは初めてとか・・・
もしかして私はある意味歴史的瞬間に立ち会っているのかっ!!みたいな。
演出の小池先生だけでなく、今回はフランスから作曲家の方もいらっしゃってて、
通常の初日の挨拶だけでなく、二人が舞台上で挨拶をしていて・・・超レア~
初日独特の緊張感とか雰囲気がたまらなかったですね~

舞台そのもののことをちょこっと書きますと、まず衣装が斬新。ポスターみたいな感じ。
出演者の髪型も斬新。特にベンヴォーリオ。真っ白だよっ!!(白銀髪って感じ)
出演者はメインキャストがみんな、歌に力を入れてきたんだろうな~と感じました。
路線娘役としてがんばってきた白華れみちゃんが今回は乳母役で、
肉布団もはいった感じの役だったのだけど、すっごくよかった!存在感も抜群。
フィナーレのロミオとジュリエットを見つめる表情も笑顔で、
あと、「愛」という、ダンスだけで表現する役があるんですけど、
「死」との対比がよく出てて、常に柔らかい表情で踊っているのが印象的でした。
音楽も印象的なのがいろいろあって、CDがでるんだったら欲しいな~

思えば「ロミオとジュリエット」は、ある意味難しいと思うんですよ、舞台化するの。
というのも、舞台を見る前から、観客全員が話の筋を知っているに等しい状態なので。
それでいながら飽きさせないように・・・むしろ舞台へ引き込むように・・・
演者はもちろん、演出家も振り付けも作曲家も皆大変だと思うんです。
でも、今回のはまさしく引き込まれていくことができました。総合的に私はすごく好きです。

もう1回、見たいな~~

by ff-girl | 2010-07-11 00:30 | Takarazuka